これ、読んだ?

小説や実用書、コミック、漫画、新書、雑誌、児童書、絵本などを紹介するブログです。毎週月曜日を中心に更新しています。

2015年11月

『ときめきトゥナイト 文庫 全16巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)』池野 恋 ・著 VOL.8

こんにちは、スタッフのA・Sです。
今日は「ときめきトゥナイト」池野恋著を紹介します。
第1部の主人公・江藤蘭世。
第2部の主人公・市橋なるみ。
第3部の主人公・真壁愛良。

3人の主人公が織り成すストーリー。
3人のヒロインは、それぞれ能力を持ちその能力に振り回されながらも様々な困難に立ち向かうことになっていく。「真壁俊の事情」は、俊を主人公にして、彼の視点から見た第1部の裏ストーリー。「江藤望里の駆け落ち」は蘭世の父・望里を主人公にした番外編ストーリー。


著者

池野恋。

岩手県花巻市出身。代表作は『ときめきトゥナイト』、『ナースエンジェルりりかSOS』。


書評

最近、久しぶりに少し読み返してみたのですが、いつ読んでも面白いです!
もう何度も最後まで読んで結末も知っているけど、また読みたくなる、名作なんじゃないかと思っています。

主人公の江藤蘭世は、吸血鬼の父と狼人間の母を持つ魔界人ですが、訳あって人間界に住んでいます。
そこで同級生の真壁俊に恋をして・・・蘭世の一途な恋模様が話の中心になります。

蘭世はもう、真壁くんが大好きで大好きで、それもそのはず、本当に真壁くんはいい男なんですね。あの頃(というか今でも)理想の男性は真壁俊、という女子はたくさんいたのではないでしょうか!

恋のライバルの神谷曜子も、最初はジャマばっかりして!という感じだったのが、魔法で変身させられて「ヨーコ犬」という愛すべきキャラクターが出来てからは、いい存在になってました。もちろん、本人も真壁くんが好きなだけで、本当はすごくいい女の子なんですね。

大人になった今では、いわゆるツンデレな神谷さんの方が、蘭世よりも好きかもしれないです(笑)

最初は学校でのラブコメ的な感じで話が進んでいくのですが、途中から魔界の行方不明の王子探し、魔界を侵略しようとする冥界との戦い、などスケールが大きくなっていき、それぞれのキャラクターの性格も固まり、新たにたくさんの魅力的なキャラクターが出てきます。


ときめきトゥナイト 文庫 全16巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)

 

私は、なんといっても・・・ダーク・カルロが大好きでした。
クールなマフィアのボスですが、超能力の持ち主で、実は先祖が魔界人だった。そのために超能力を持っていたようです。

大好きというより、カルロ様(どうしても様をつけずにいられません)になりたかったです。だってカッコ良すぎる。
たぶん、ときめきトゥナイトと聞いて一番に思い浮かべるのは、いまでもカルロ様ですね〜。

この、魔界での戦いが一段落するまでもけっこう読みごたえがあるのですが、その後、蘭世の弟の鈴世が小さい頃に知り合い、お互い相思相愛のなるみが主人公になり、なるみと鈴世の第二部が始まります。
第二部のあとは、蘭世と俊の娘の愛良が主人公になり、第三部と続いていきます。

主要キャラクターも時々出てくるのが嬉しいところですし、話のテンポがいいのか、どんどん読ませられます。

いまでは、「ときめきミッドナイト」というリメイク版まで出ていて、人気の高さをうかがわせます。こちらはまだ読んでいないのですが、そのうち読んでみようかな。。。


ときめきトゥナイト 文庫 全16巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)


 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。   

『八朔の雪―みをつくし料理帖』高田 郁・著 VOL.7

こんにちは、スタッフのA・Sです。
今日は「八朔の雪 みをつくし料理帖」高田 郁著を紹介します。


八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

 

内容

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。

店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。

しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・
料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!


著者

高田 郁。

兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2007年、「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し、作家デビューする。著書に、「みをつくし料理貼」シリーズ、『銀二貫』がある。


書評

江戸を舞台にした、料理と人情の時代小説です!
私は、料理を作るのは苦手なのですが、料理が出てくる小説が大好きでして〜食いしん坊なんですかね(笑)

主人公の澪は十八歳。
故郷の大阪で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身になりますが、その時手を差し伸べてくれたのは、名料理屋「天満一兆庵」の女将、芳であり主人の嘉兵衛でした。

しかし物語は大阪ではなく江戸で始まります。

澪を雇ってくれている「つる家」の主人の種市、
澪がお参りしている化け物稲荷と呼ばれるお稲荷さんで出会った医者の源斎、
つる家の常連である浪人風の小松原、
芳と澪が住む裏店のおりょうに亭主の伊佐蔵、息子の太一、
そして、行方不明の幼なじみの野江。

澪の周りの人々が結ぶ縁が互いに助け合い、絆を作る様子に、読み進めていくほど涙がにじんでしまうのですが、小松原と澪の軽快な掛け合い、特に小松原が澪に向かって「よう、下がり眉」というのが、なんとも面白みがあって笑えます。
 
種市が澪の料理を褒める「こいつはいけねぇよお澪坊」
源斎の「口から摂るものだけが、人の身体を作る」
 
などなど、名台詞というか決め文句というのか、これも巻数が進むごとに効いてくるのですが、もうこの最初の巻から既に出ています。


八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

 

そしてなにより、澪の作る料理が本当に、読むだけでお腹鳴りそうに美味しそうなのです!

この、八朔の雪でも、目次にその話の料理が書かれていて
ぴりから鰹田麩(かつおでんぷ)
ひんやり心太(ところてん)
とろとろ茶碗蒸し
ほっこり酒粕汁
と、今回は4つの料理が並んでいます。

その料理を作る様子から丁寧に書かれていて、江戸時代の料理なので調理用具も台所も、作り方も現代とは違うのですが、実際に目の前で作られているのを見ているような気持ちになります。

そして料理を作る過程や、お店で出してからも周りの人々やお客様の人情に触れ、助けられたり励まされたり、勇気づけられたりする〜これは、現代でも変わらない人の心だと思うのです。
 
料理は特に、目の前で食べてくれた人が喜んで帰ってくれたり、源斎の言うように相手の身体を作るものであったりと、直接の関わりが大きいからかもしれません。

しかし、心太ですが、関東は酢醤油で関西は砂糖と書かれていますが、確かに私も甘味のイメージがあったので、関東に来て酢醤油!と驚いたのは澪とおなじです。
 
そして、卵焼きが甘くてびっくりしたり、、、意外に食べ物の記憶は残るものなんですね。 

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)




最後までお読みいただきありがとうございました。   

『文具の流儀 ロングセラーとなりえた哲学』土橋 正・著 VOL.6

こんにちは、スタッフのA・Sです。
今日は「文具の流儀 ロングセラーとなりえた哲学」土橋 正著を紹介します。

文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学




内容

なぜ、その文具は定番なのか。

「技術」や「伝統」がたっぷりと注ぎこまれた文房具のロングセラー。そのメーカーの創業の経緯から、なぜその文具を生み出したのかといったストーリーまでを徹底取材。あまりにもあたり前に使っているけれど、実はこんなに凄い。

そんな文房具にまつわる、モノづくりの「哲学」を掘り下げた、渾身のオールカラー。


著者

土橋 正。

ステーショナリー ディレクター、文具コンサルタント。 
文具の展示会「ISOT」の事務局を経て、土橋正事務所を設立。 
文具の商品企画やPRのコンサルティング、文具売り場のディレクションを行っている。


書評
 
私は、文具が大好きで、文房具屋に行くとあれこれ長々と見てしまいます。
それもこれも、過去10年ほど文具の販売に携わっていたことがあるからかもしれません。

この本で紹介されている文房具は、38アイテムあるということなのですが、そのどれもが定番でありロングセラーであり続けています。

気になる文具のページを読んでから、「はじめに」を読むと、一社一社に訪問し、創業のいきさつ、その文具がなぜ生まれたのか、どこに一番力を注いで作ったのか、というようなことを聞いてまとめているそうです。

誰もが知っているようなあの文具にはこんな誕生の理由があったのか!なるほどと思うことばかりです。

さて、どんな文具がとりあげられているのでしょうか。
私が実際に販売したことのある商品を挙げてみましょう。
 

【トンボ鉛筆/8900】
これだけだとわからないかもしれませんが、黄色いパッケージにオリーブグリーンと呼ばれる淡い緑色のボディ。選挙の投票所でもよく使われているそうです。確かに、見覚えあります。

【シード/レーダー】
消しゴムです。
この本で、株式会社シードが日本の会社と知りました。なんとなく、外国の製品のようなイメージを持っていたのです。

【ぺんてる/シャープペンの芯】
シャープペンの替え芯は、皆さん一度は使ったことがあると思いますが、0.5㎜シャープペンの替え芯は、ぺんてるが世界で初めて作ったそうです。

【シャチハタ/Xスタンパー ネーム】
いわゆるシャチハタ印です! 

【寺西化学工業/マジックインキ大型】
懐かしい!!
どんなものにも書ける魔法のインキ、というフレーズが印象的でした。

【住友スリーエム/ポスト・イット】
今では無くてはならないアイテムですが、1980年に発売されたとのこと。道理で子ども時代に見たことがなかったはずです。


文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学

 

【オルファ/ブラックS型】
カッターです。このカッター以前にはカッターというものは無かったんですね?!

【ゼブラ/マッキー】
油性マーカーといえばマッキー。このマッキー、透明な袋に一本一本包装されているのは発売当初からだそうです。

【ヤマト/ヤマト糊】
子どものころ、指でこの糊を塗った記憶がよみがえります。

【三菱鉛筆/ユニ】
海老茶色のユニ。ユニの1ダースは紙のケースではなく、プラスチック?のかなりしっかりしたケースなのです。

【コクヨ/キャンパスノート】
ノートの定番といっても過言ではないですね。

【ダイゴー/アポイント】
頑丈さと見開きの良さを兼ね備えたダイゴーの手帳。何気ないようでしっかりと作られているからこそ、ロングセラーなのですね。


ざっとこれだけ挙げてみましたが、誰もがこの中のどれかは見覚えあったり、使ったことがあったり、果ては今でも使っていたりするはずのものです。

これらの文具の出来るまで、そしてどこに力を入れて作られているのか。
その丁寧な仕事に、長く必要とされ愛され続ける理由があることを、この本は教えてくれました。 

文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学




最後までお読みいただきありがとうございました。  

『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』宇江佐真理・著 VOL.5

こんにちは、スタッフのA・Sです。
今日は「幻の声―髪結い伊三次捕物余話 」を紹介します。


幻の声―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)

 

内容

本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次。

芸者のお文に心を残しながら、今日も江戸の町を東奔西走…。
伊三次とお文のしっとりとした交情、市井の人々の哀歓、法では裁けぬ浮世のしがらみ。目が離せない珠玉の五編を収録。

選考委員満場一致でオール読物新人賞を受賞した渾身のデビュー作。


著者

1949年、北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒。

1995年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。
「髪結い伊三次捕物余話シリーズ」が『髪結い伊三次』としてテレビドラマ化される。
2015年1月、『文藝春秋』誌上に闘病記「私の乳癌リポート」を発表、乳癌であることを告白。11月7日、乳癌のため函館市の病院で死去。66歳没。


書評

2015年11月7日の夜。
 
ネットニュースを見ていたら、宇江佐真理さんの訃報が飛び込んできました。
何かの本のあとがきで、闘病中のようなことは書かれていて、ご本人も覚悟されているような様子が気がかりではあったのですが、とても残念です。

私は時代小説がとても好きで、特にここ数年は、面白いものがどんどん出ているな、宇江佐さんもそのうち紹介したいな、鬼平とどっちにしようかな、いや藤沢周平もいいな、などと、昼間に図書館で棚を眺めながら考えていたところだったのです。

やはりここは、人気シリーズで最新刊も出たばかりだった「髪結い伊佐次」シリーズを紹介したいと思います。
シリーズのどの本も、味わいがあってどれをとっていいのか、という感じですが、始まりの一冊はこの「幻の声」です。

最初の三話は、主人公である廻り髪結いの伊佐次、伊佐次の想い人である芸者の文吉ことお文、伊佐次を使っている同心の不破友之進。この三人が中心となりそれぞれ話が進んでいきます。

廻り髪結いとは、床と呼ぶ店を構えず、お得意様や呼ばれたところへ行って髪結いをするようで、伊佐次もお金を貯めていつか自前の床を持ち、いずれは文吉と、、、という気持ちのようですが、この二人の恋模様も話の軸になっていて、やきもきしながらも心があたたかくなるような感じです。


幻の声―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)

 

シリーズが進むにつれ、みんな歳を重ねていき、子どもの代に話が進むほど色々なことが起きるのですが、捕物余話、というタイトル通り、捕物はもちろん捕物以外の話がしっかり書かれていて、登場人物それぞれの気持ちや生き方など、、、変わっていくもの、変わらないもの、どうなるのかずっと見守っていきたい、伊佐次は、お文は、不破やその家族、、、どの人をとっても、丁寧な描写で心情を表しています。 

それだけに、まだ最新刊は読んでいないのですが、もう続きは読めないんだな、、シリーズだけでなく、他に宇江佐真理さんが書かれたものが、新しく読めることがないのだな、、という喪失感というか、現役で書かれている作家さんの訃報は、本当にショックですね。
 
こちらでも紹介した栗本薫さん、時代小説では昨年に山本兼一さんも亡くなりましたが、山本兼一さんも紹介したい小説ばかりです。

宇江佐真理さんの本も、他にもたくさん紹介したいものがありますので、また全部読み返したいと思います。
どの本も、また読み返したいと思える作家さんは数少ないのですが、私にとって宇江佐真理さんの著作は、すべて面白く味わい深く、何度も読み返したい作品です。

最後になりますが、ご冥福をお祈りいたします。 

幻の声―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)




最後までお読みいただきありがとうございました。 

『武士道シックスティーン』誉田哲也・著 VOL.4

こんにちは、スタッフのA・Sです。
今日は「武士道シックスティーン」を紹介します。


武士道シックスティーン (文春文庫)




内容
 
武蔵を心の師とする剣道エリートの香織。

中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。

相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが・・・
青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。


著者

誉田哲也。
 
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。
2002年『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。
2003年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。


書評
 
誉田哲也さんは警察小説を書かれていますが、
実はそちらは読んだことがなく、「疾風ガール」「ガール・ミーツ・ガール」という、19歳ぐらいの女性ギタリストが主人公の小説があり、自分がギターを弾くので興味を持って読んだら面白く気にはなっていたのです。
 
そして、この武士道シックスティーンは、たしか映画化もされていて、話題になっていたのでいつか読みたいな、と思っていたら同じ作者と知り、今回読んでみました!

主人公は、武蔵を心の師とする剣道エリートの香織と、中学から剣道を始めた無名選手の早苗。
この二人が中学最後の大会で戦い、無名の早苗が勝ってしまうシーンから始まります。

剣道を実際にやってみたことがある人というのは、どれぐらいいるのでしょう。
私はやったことがありません。
 
中学校に剣道部があったのですが、私の学年の女子は2人だけ、しかも経験者が入っていました。
部活には全員入らなくてはいけなくて、けっこうやってみたかったのですが、防具など購入するのにお金がかかりそう!と思って断念しました…。
 
男子は授業で剣道があり、とてもうらやましかったのをいまだ覚えています。


武士道シックスティーン (文春文庫)

 

そんな未経験の私でも、経験者でメチャクチャ強い香織、中学から始めて勝ち負けにこだわらない早苗、どちらの立場で読んでいても、自分も剣道をやっているような感覚が味わえます。不思議と、試合の描写では自分も試合しているような・・・
本来戦ってる時は、そんな余裕はないと思うし、そもそも竹刀を持って素振りすらしたことないのですが!

そして、別々の中学校だった二人が、香織が早苗を意識したことによって同じ高校に入り、同じ部活に入り、色々起こるわけですが…香織、正直こんな女子いるか?!ってぐらい極端です。

自分のことを「兵法者」って思ってる女子高生。勝ち負けにこだわり、剣道一直線。
対して早苗は、ごく普通の女子高生なので、噛み合わないことこの上ない。

そんな二人が、文字通りぶつかり合い(ケガまでしてますからね)剣道を通して、関わり合いどうなるのか。

ジワジワと、そして途中からは読みたい気持ちが加速して、一気に読ませる作品です。
少しずつ読もうと思っていたのに、休憩無しで最後まで読んでしまいました!

そして、剣道やってみたかったなー!とやっぱり思いました。
今から地道に練習する気力はとてもないのです。
あの中高生の頃の部活の練習というのは、あの頃にしか出来ないですね!
 

武士道シックスティーン (文春文庫)




最後までお読みいただきありがとうございました。 
  • ライブドアブログ